[編集] アニメ [編集] 第1作 [編集] 概要 フジテレビ系列で1965年10月6日〜1966年9月28日まで全52話を放送。日本国産初のカラーテレビアニメシリーズとされることが通例だが、『ジャングル大帝』以前に1965年4月から、カラーによるテレビアニメ『ドルフィン王子』が放映されている。しかし、全3話に過ぎなかった為、余り話題にならず、忘れ去られて行った。しかも本格的なカラーテレビアニメのシリーズは本作という評価が一般的である。 FX取引、FX初心者、くりっく365、FX口座開設、FX資料請求 スポンサーは三洋電機が「サンヨーカラーテレビ劇場」と銘打って一社提供を行い、自社製品であるカラーテレビ購買需要を喚起するソフトとして活用した。漫画連載は10年以上前であり、テレビアニメ黎明期であるため俗悪番組のそしりを避けるべく、『鉄腕アトム』と同じく、手塚漫画の中では「よい子」の代表格であるレオに白羽の矢が立った。レオの理想主義は教育者の支持を得て、日本PTA全国協議会、教育者懇談会の推薦番組に、番組向上委員会の青少年向け推奨テレビ番組に選定された。 FX 予算は1話250万円、総額1億2千万円の制作予算が組まれ、並行して放映する『鉄腕アトム』は外注プロダクションを多く使うことにし、『ジャングル大帝』には虫プロダクション生え抜きの主流スタッフを投入。虫プロの社員スタッフで制作されることになった。ただし、手塚治虫は制作現場から外された原作者という立場に過ぎず、『鉄腕アトム』『W3』のような手塚のチェックは入っていない。これはプロデューサー主導による予算管理に基づく制作体制を取ることで、虫プロが赤字体質から脱却することを意図した広告代理店出身の穴見薫虫プロ常務による改革の一環だったと言われる。音楽は音響監督の田代敦巳の推薦で、冨田勲に決定。後のテレビアニメでは制作予算の都合で事前に一括で何十曲を作曲するの対して、ミュージカルの要素が組み入れられた本作では、画面に合わせて1本ずつ作曲、録音する工程が取られた。本作のレコードは日本コロムビアが発売した。それまでアニメの主題歌はソノシートで発売されるもので、虫プロダクションも朝日ソノラマからソノシートで主題歌を出していた。シングル盤で出されたのは本作のレコードが初である。日本コロムビア専属歌手だったポップス歌手弘田三枝子が歌うエンディング主題歌「レオのテーマ」は10万枚以上[1]のヒットを記録した。また、挿入歌集『ジャングル大帝 ヒット・パレード』と『交響詩 ジャングル大帝』の2枚のLPレコードで販売されたのもこれが日本初となっている。日本コロムビアの小学校の鑑賞教材にも使えるレコードという発想で制作された『交響詩 ジャングル大帝』は1966年の芸術祭の音楽部門に参加し、奨励賞を受賞した。 FX 2006年3月〜5月にカートゥーン ネットワークで再放送された(その後も数回放送されている)が、第8話「きちがい雲」はこのサブタイトルが現在は放送禁止用語に抵触するため放送されなかった(それ以外は原版のまま放送されている)。DVD-BOXには収録されており、単品の「ベストセレクション 白い獅子編」(品番COBC-90197)でも見ることができる。 [編集] アメリカ輸出 『鉄腕アトム』での経験を活かして、テレビアニメ版は当初よりアメリカ輸出を意識。アメリカでは既にカラー放送が主流になっていたことからカラーで制作。また、どんなエピソード順に並べても大丈夫なように、あるいはアメリカの放送コードに引っ掛かって放送できない回があった場合のために、原作の漫画は大河ドラマであったのに対して、1話完結のエピソードとなっている。黒人の描写には気をつけ、漫画的なカリカチュアライズした表現は用いず、登場させる際も黒人を悪役にはしないなどの配慮が取られた。その甲斐もあって、『鉄腕アトム』に続いて、アメリカの3大ネットワークの一角NBCが購入し、ネットワークでは放送されなかったものの、番組販売され、『Kimba the White Lion』として放送された。 FX [編集] スタッフ 脚本:辻真先、雪室俊一、石郷岡豪、豊田有恒、安東穂夫、五味明 演出:永島慎二、林重行(りんたろう)、北野英明、勝井千賀雄、平田敏夫、正延宏三、瀬山義文、山本暎一、ほか 作画監督:勝井千賀雄 技術:清水達正 美術:伊藤信治 音響:田代敦巳 音楽:冨田勲 指揮:森田吾一 録音・効果:岩田廣一 編集:古川政士 現像:東洋現像所 資料制作:野崎欣宏 チーフディレクター:林重行 プロデューサー:山本暎一 制作担当:もり・まさき 制作:虫プロダクション、山本暎一 [編集] 主題歌 オープニング:『ジャングル大帝のテーマ』 作詞:石郷岡豪/作曲:冨田勲/歌:平野忠彦 エンディング:『レオのうた』 作詞:辻真先/作曲:冨田勲/歌:弘田三枝子 [編集] 受賞歴 1967年 厚生省中央児童文化財部会年間優秀テレビ映画第1位 フジテレビ編成局長賞 厚生大臣児童福祉文化賞 第4回テレビ記者会賞特別賞受賞 [編集] 漫画版 原作者の手塚治虫本人の手でコミカライズされ、小学館の児童雑誌『幼稚園』『小学一年生』から『小学四年生』の1965年10月号から1966年12月号にかけて『ジャングル大帝』が連載された。また、アニメ化に先立ち、『幼稚園』『小学一年生』の1965年4月号から9月号までは『レオちゃん』という題名で連載している。 [編集] 映画版 1966年7月31日に東宝系で公開された。本来の公開予定作品だった新作長編『鉄腕アトム』が脚本も完成しない状態のため、その代替作品として、急遽テレビで放送していた『ジャングル大帝』を再編集したもの。1967年にイタリアのヴェネチア国際映画祭の児童映画部門の第1位であるサンマルコ銀獅子賞を受賞した。 第2作『新ジャングル大帝 進めレオ!』 フジテレビ系列で1966年10月5日から1967年3月29日まで放送。『ジャングル大帝』の視聴率は20%以上を獲得し、内容的にも各賞を受賞する好評に、続編として主人公レオが大人となり、家族を持った設定で、原作の後半部分をアニメ化した。これは1年目は子供時代編に、延長した場合は2年目からは大人時代編とする手塚の構想に基づいたもの。しかし、裏番組が日本テレビ系列の円谷プロ・東宝製作である『快獣ブースカ』であったため視聴率は低迷し、15%を割ったことから半年で打ち切りになった。物語もスポンサーと対象年齢の兼ね合いから、原作とは異なるハッピーエンドに変更された。アメリカでもNBCが購入することはなく、1984年になって宗教チャンネルの Christian Broadcasting Network が『Leo the Lion』のタイトルで放送した。 [編集] 主題歌 オープニング:『ジャングル大帝のうた』 作詞・作曲:三木鶏郎/編曲:冨田勲/歌:ハッピー・ビーンズ エンディング:『レオのうた』 作詞:辻真先/作曲:冨田勲/歌:弘田三枝子 [編集] 漫画版 1967年発表。第1作と同じく手塚治虫自らがコミカライズを担当した『ジャングル大帝 進めレオ!』を、小学館の学習雑誌『小学一年生』『小学二年生』の1月号から4月号にかけて連載。 [編集] 第3作 テレビ東京系列にて、1989年10月12日から1990年10月11日まで放送(時間枠:毎週木曜日19:30〜20:00)。全52話。番組表では途中から『手塚治虫の新作アニメ ジャングル大帝』と表記された。 企画は1987年にスタート。『青いブリンク』『森の伝説』と並び、手塚治虫本人が最後に手掛けたアニメの一つ。1989年(平成元年)度『第14回文化庁こども向けテレビ用優秀映画』奨励作品。レオが人間の言葉を喋らない設定になり、ストーリーも第1話が原作の第1部を使っていること以外はオリジナルとなっている。 [編集] スタッフ 企画:後藤田進(日本経済社)、倉田幸雄(学研)、松谷孝征(手塚プロダクション) プロデューサー:中村亮平、井口晴之(テレビ東京)、馬場大輔(日本経済社)、大西邦明(学研) アニメーションプロデューサー:杉山豊(学研⇒ASATSU⇒現dentsu所属)、勝田稔男 制作担当:久保田稔 制作デスク:服部達也、井口憲明 シリーズ構成:馬嶋満、平見瞠(※一時期のみ) 脚本:馬嶋満、伊東恒久、宇井孝司、山下久仁明、平見瞠 監督:宇井孝司 絵コンテ/演出:宇井孝司、望月敬一郎、平田敏夫、棚橋一徳、吉村文宏、五月女有作、しんばやしみのる、今沢哲男、他 キャラクターデザイン:手塚治虫、川尻善昭 作画監督:新川信正、野田卓雄、我妻宏、佐藤雄三、半田輝男、香西隆男、宍倉敏、小林準治、昆進之介、堀内修、蟲林オサヲ 総作画監督:小林準治 美術デザイン:勝又激、斉藤雅己 美術監督:岡田和夫 色彩設定:藤川千奈実 撮影監督:白井久男(スタジオコスモス) 音楽:朝川朋之 録音監督:斯波重治 録音制作:オムニバスプロモーション 録音スタジオ:ニュージャパンスタジオ 現像:IMAGICA タイトル:マキ・プロ 製作:テレビ東京、日本経済社、学研 アニメーション制作:手塚プロダクション